• フォロー|
  • ログイン|
  • ブログを作る!(無料)

「ー西塔さんちの資料庫ー                             」の更新通知を受け取る場合はここをクリック

ー西塔さんちの資料庫ー                             

memori1954.exblog.jp
ブログトップ

置き文です
by hikari
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
最新の記事
四国、九州の放射線数値が異常。
at 2019-02-15 21:10
野の草花「キイチゴ」
at 2019-02-12 23:34
永続戦勝妄想国家日本
at 2019-02-11 03:53
野の草花「キイチゴ」
at 2019-02-09 22:35
野の草花「キク科 ジュポウエ..
at 2019-02-08 22:43
カテゴリ
全体
ヨシノブ中国留学
芸術文化短期大学
ヨシノブ高校3年次作品
高校2年次作品
高校1年次作品
芸術緑丘高等学校
ヨシノブの絵本(既刊)
ヨシノブの絵本
小学時代の詩
ヨシノブ小・中学生時のデッサン
小・中学生時代の絵
ヨシノブ写真館  
・・・・・・・・・・・・・・
野の草花ノート
林徽因の詩
バカボンパパの絵本
装丁、イラスト
絵とか
小詩集「丘と少年」
修業時代
詩歌集
星屑書房「創星」
詩・文学夜話
キリスト教(神学、歴史、信仰)
中国哲学
美術教育研究(ヨシノブ幼少期の絵)
美術教育研究(コラム)
アニミズムから見る美術史
国際情勢
国内;政治経済
福島原発と放射能
その他の文章
お出かけ ・美術展
創作折り紙とか
自閉症スペクトラム
保存動画
資料(非公開)
資料(非公開)ホ
はじめまして
以前の記事
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
more...
画像一覧

もっと見る
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

個人情報保護
情報取得について
免責事項

カテゴリ:野の草花ノート( 23 )

  • 野の草花「キイチゴ」
    [ 2019-02 -12 23:34 ]
  • 野の草花「キイチゴ」
    [ 2019-02 -09 22:35 ]
  • 野の草花「ハマダイコン」
    [ 2019-02 -07 21:33 ]
  • 野の草花「ヘビイチゴ」推敲
    [ 2019-02 -07 07:39 ]
  • 野の草花「ふき」
    [ 2019-02 -05 20:17 ]
  • 「野の草花スケッチ」メンテナンス終了
    [ 2016-05 -30 08:30 ]
  • 「頌栄」野の草花のうた
    [ 2015-08 -30 19:13 ]
  • 野の花スケッチ 「カラスノエンドウ」
    [ 2014-05 -03 15:39 ]
  • 野の花スケッチ 「セイヨウタンポポ」
    [ 2014-05 -03 01:06 ]
  • 野の花スケッチ 「チチコゴサ・ハハコグサ」
    [ 2014-04 -29 22:24 ]
  • 野の花スケッチ 「レンゲソウ(ゲンゲ)」
    [ 2014-04 -27 22:50 ]
  • 春の野の草花スケッチ「ナズナ、ペンペン草」
    [ 2014-04 -13 16:19 ]
  • 植物学者・長田武正先生宅のこと
    [ 2014-04 -12 19:25 ]
  •  セイヨウアブラナ(春の野の花スケッチ・2014)
    [ 2014-04 -06 10:00 ]
  • その他の野の花スケッチ
    [ 2014-04 -06 07:00 ]
  • 野の花スケッチ「アカツメクサ」
    [ 2014-04 -05 20:06 ]
  • 野の花スケッチ「シロツメクサ」
    [ 2014-04 -05 18:06 ]
  • 野の花スケッチ「クスダマツメクサ」
    [ 2014-04 -05 17:56 ]
  • 野の花スケッチ「マツヨイグサ」
    [ 2014-04 -05 17:04 ]
  • 野の花スケッチ「ひなげし」
    [ 2014-04 -05 16:45 ]
  • 野の花スケッチ「アメリカフウロ」
    [ 2014-04 -05 15:52 ]
  • キウリグサ
    [ 2014-04 -05 15:15 ]
  • 春の野の花スケッチ{スミレと仏の座」
    [ 2014-04 -05 14:48 ]
▽ この カテゴリの記事をすべて表示
123次へ >>>
2019年 02月 12日

野の草花「キイチゴ」


野の草花「キイチゴ」または「クサイチゴ」
  リアリズムとスーパーリアリズムの境


c0322261_22482344.jpg

 自分にとっての写実の限界点まで、写実に徹してみた作品。これ以上細部を描くとスーパーリアリズムになってしまう。
 人間の視覚は一点を見ているときには、その周辺になるほど焦点がぼける。
 視点を移動することで脳が情報を総合して、形、色彩、材質感を持った物として像を結ぶ。

 写実で絵を描く、そして描かれたものが実物のように見えるというのは、視点の移動と脳の総合の働きを、一々、図像に定着していくという画家の作業のたまもの。

 しかも描かれた構図の中で、主となる物に描きこみの重点を置き、周辺を抑えることで、視覚本来の自然さを失わないようにするのが、写実画家の力量。

 写真芸術に対抗して、描かれたものの隅から隅まで一定の焦点をあてて描くと、スーパーリアリズムになる。
 絵画の写実は写真にはかなわないという、批判に対して出てきた美術史上の絵画様式。写真以上に写実なんていわれたりする。いまでもスーパーリアリズムの画家はいる。
 焦点の当たった周辺がぼけるという、視覚の自然な働きを拒否しているので、作られたものという、冷たさ、不自然さがぬぐえない。生命感が消えてしまうのだ。

 私はリアリズムと視覚的な印象の競り合うあたりを探りながら、野の草花を描いていきたいと思う。

 キイチゴは絵本のための下絵として、スケッチブック3冊分描きためているが、今は公表できない。
 3月になって少し日中暖かくなったら草花を描き、ティッターに挙げていきたいと思っています。 このブログにも載せます。

 今後ブログは基本、特記事項とか、我が家の特別の記録の時に書きます。チャオ





▲ by hikari_1954h | 2019-02-12 23:34 | 野の草花ノート
2019年 02月 09日

野の草花「キイチゴ」



  野の草花「キイチゴ」
   タブローとイラストの境

c0322261_21482657.jpg

普段は水彩紙に草花だけを描きこんでいくけれど、タブロー(一枚絵)として描けばこういう絵になる。
しかし静物画や風景画として野の草花は描きたくはない。 
自分のスタイルの表現対象として、草花を描く人がほとんどで、私には物足りない。
草花の存在そのもにに迫りたいので、背景には筆を入れず写実に徹っします。


c0322261_21490087.jpg

たまに青の幻想シリーズも描く。青というのは特別な色彩で異空間を描くのに適している。いつか大傑作を一枚仕上げたいという想いです。

青だけで描いていては絵にならないので、下塗りに反対色の赤を薄く塗る。するとどんなに塗ったり消したりしても、紙にしみ込んだ赤が最後までほのかに浮かび出て、色彩に輝きを与える。

実は下絵となっている「キイチゴ」の絵は2枚の絵とも同一で、表現に応じて変化させているだけです。水彩としての基本テクニックも一緒です。

西洋の美術史では宗教画として、天使はたくさん出てくるけれど、妖精を描くのはなぜかイラストの領分になっている。
今回の絵は天使なのか妖精なのかはっきりしませんが。
タブローとイラストの境界なんて紙一重、ということが良くわかる2枚の絵です。






▲ by hikari_1954h | 2019-02-09 22:35 | 野の草花ノート
2019年 02月 07日

野の草花「ハマダイコン」



    野の草花「ハマダイコン」

c0322261_20321593.jpg

      インクペンによる線描

人の手の加わっていない野の花に心惹かれる。
花ならなんでも好きというわけではない。長いあいだ人の手が加わり改良された、園芸種の花は人工的で、システマティックな感じがして、なんとなく感性的に受け付けない。嫌いというわけではないけれど。
 園芸種は派手で見栄えはいいが、女の厚化粧みたいな感じかな。
野の草花は素の少女という感じ。線だけで描いてみればそのことが良くわかる。
 雑草なんていうけれど、繊細で若々しく、伸びやかな少年の肢体を連想させる。そして作られた単純さではない、複雑系がある。
 
 道端や川の土手などで、針のように細い茎を拡げで、小さな小さな花を散らしてたりすると、ハッとして足を止める。

  



c0322261_20324535.jpg
   鉛筆と淡彩

 鉛筆の形をした水彩絵の具で、色鉛筆のように彩色して、水を含ませた筆でなどると簡単な着彩ができる。

 ハマダイコンというくらいだから海辺の砂地に群生するが、これは海から遠く離れた地の、丘の上にポツンと咲いていた。





c0322261_21290538.jpg

ハマダイコン(アブラナ科)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/recommend/illustrated/result.php?p=1&mode=easy&list=jname&ruby=ha&name=%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3

海岸の砂地に生える、越年草。ダイコンが野生化したもので根は長く肉質ではあるが、硬く細いため食用には適さない。茎は高さ30-50cmになり、羽状に分裂した葉とともに全体的に粗い毛がある。花時には花茎を伸ばし、その先に淡紅色を帯びた花をつける。まれに白色の花をつけるものもある。果実はスポンジ状の果皮を持ち、数珠状にくびれ、熟した後は節ごと落ちる。





▲ by hikari_1954h | 2019-02-07 21:33 | 野の草花ノート
2019年 02月 07日

野の草花「ヘビイチゴ」推敲



  野の草花「ヘビイチゴ」

c0322261_22065822.jpg


c0322261_22072010.jpg


かたすみ見逃されそうに咲いている

大地に蔓をはり 天に向かって花開き実をつける
伸びやかで 可憐でもある生命の形

最小の単位で 命の営みを語りかける
移ろう時間と 紅(くれない)

そこにある詩を描きだす
光とともに



※「へびいちご」名前は怖い。確かにヘビが出そうなところに咲いてはいる。
しかし別に毒はない。食べられなくはないけれど、不味いという。私は食べたことはない。昨年キイチゴは結構食べた。ジャムにもした。






▲ by hikari_1954h | 2019-02-07 07:39 | 野の草花ノート
2019年 02月 05日

野の草花「ふき」



野の草花「ふき」


c0322261_19452239.jpg

フキを一葉 花瓶にさして描いていると、すぐにしおれてきて反りがなくなってくる。
水を張った皿に置いて、蓮の葉のような感じで描いた。
窓際で描くので光が刻々と移ろい、光を追いながら描き進める。
したがってひたすら塗っては消し塗っては消しを繰り返し、色調を整え細部を描きこんでいく。
最後にその時の光で一気に仕上げる。そんな感じで描いています。
草花を通して反射し透過する光をとらえたいので、そういう制作スタイルになります。
 息が切れて、はーはーやりながら毎日描いていました。年取ると気力はあっても体力がねー。^^






▲ by hikari_1954h | 2019-02-05 20:17 | 野の草花ノート
2016年 05月 30日

「野の草花スケッチ」メンテナンス終了



 カテゴリー「野の草花ノート」(←リンク)で使っている絵の写真を、全てフォトギャラリーで処理して、アップしなおしました。
 夜の植物図鑑かと言う感じの、暗ーい記事になっていましたが、画面一新です。


c0322261_07492037.jpg






▲ by hikari_1954h | 2016-05-30 08:30 | 野の草花ノート
2015年 08月 30日

「頌栄」野の草花のうた





c0322261_06203923.jpg


「頌栄」野の草花のうた

丘の上の住宅地
塀と壁で固められたプライバシー 人の営みは伝わらない

並木道の木の根方 四角い土の一画ごとに
ここは私のお家とでもいうように 野の草花が住み分けている
どういう自然の働きがあるのか

オニタビラコ
タンポポ
アメリカフウロ
ハルノノゲシ

私がよく知っている帰化植物たち
ムラサキサギゴケまでがひっそりと 可憐な花を這わせている
隠すべきなにものもなく 思い思いに場所を占め
人の目には見分けられることもなく
お日さまの光に守られて(そうだ たしかに)

小さな歌声が聞こえる あちらから こちらから
心にだけ響く合唱曲のように






  

▲ by hikari_1954h | 2015-08-30 19:13 | 野の草花ノート
2014年 05月 03日

野の花スケッチ 「カラスノエンドウ」



c0322261_06221370.jpg



c0322261_15340608.jpg
                          ピンボケですみません

 ノゲシの記事をアップした時、一枚の大きな葉から小さな葉が分かれることはないのか、その時植物性乳酸菌は細胞の働きに関与しないのかと、書きました。
 レンンゲソウやカラスノエンドウなどのマメ科の植物は、茎から枝分かれした所に一対の葉が並んで付いていますが、じつはこれ全体が一枚の葉で、枝に見えるのは葉の中央の葉脈に当たるのだそうです。もしこれが枝なら一番先に必ず芽が付くはずですが、レンゲソウでは葉に終わっています。多くの葉は、一枚の葉が分かれてできたもので、一枚一枚の葉は小葉と呼ばれます。
 他の植物の葉と、マメ科の小葉と系統発生としてどういう関係になっているのか、知りたいところです。今の時代はそういうことも、遺伝子のゲノムを解析すれば、解るのかもしれないですね。
 カラスノエンドウの茎の先の蔓は、一枚の葉に当たると記憶していますから、これはもう多能精細胞ですね。









▲ by hikari_1954h | 2014-05-03 15:39 | 野の草花ノート
2014年 05月 03日

野の花スケッチ 「セイヨウタンポポ」





c0322261_23120622.jpg


c0322261_23272817.jpg

 生命力旺盛ななタンポポも、切ってすぐに水につけて、スケッチに取りかかっても、ご覧のとうりあっという間に萎れてしまいます。悪いことをしたような気持ちにさえなります。
 タンポポの強さは地中に深く伸びた根にあります。
しかたないので外でスケッチすることにしましたが、玄関付近で描くのは人や車の通りがあり落ち着かないので、近所の静かな所で描きました。風で揺れるし、日差しは気になるしで、落ち着いて描けません。草花のスケッチは部屋に限ります。


c0322261_06364678.jpg

 葉は地を這うように広がり、茎に葉は付かずただ一個の花(頭花)を付けます。一枚一枚の花は舌状花と呼びます。

 セイヨウタンポポと在来種は簡単に見分けが付きます。花の下のガクの部分(総苞外弁といいます)が、蕾の時からクルリと下向きに反り返るのがセイヨウタンポポです。


c0322261_00003130.jpg
c0322261_00011470.jpg
            長田先生の本より



家の玄関横に咲いているのは、1週間に二度花を10個くらい開いて、ワタボウシを作り実を飛ばしているような印象です。
 花を開く時に茎が立ち上がり、花が終わるとしおれ、ワタボウシがスタンバイするとまた立ち上がり、風に飛ばします。


c0322261_00192977.jpg

              曇り空で昼から花を閉じています


c0322261_00214083.jpg

   いっぱーい ^^


c0322261_00204562.jpg
            花托の白い所だけになりました



c0322261_00263272.jpg

         黒コットン紙に白の色鉛筆で描きました     











▲ by hikari_1954h | 2014-05-03 01:06 | 野の草花ノート
2014年 04月 29日

野の花スケッチ 「チチコゴサ・ハハコグサ」




c0322261_06422320.jpg
                     ハハコグサ



c0322261_22211543.jpg
 ハハコグサ(スケッチの後に植えました。さすがに野の花、元気に育ってます)


 園の中庭に誰にも気付かれずに咲いていたハハコグサ。5つの枝分かれで、25センチと立派に咲いていました。ポツンと咲いていましたが私の眼にはしっかりとまりました。
 5つの茎を描き分けるのはたいへんだし、全部描くとかえって見にくくなるので、2つは切り離して描きました。 
 
 茎と葉は(裏表とも)綿毛に覆われていて白っぽい。頭花は茎の先に固まってつき淡黄色。花が咲く時に下の方の葉が枯れてくる。春の七草の一つ。
 スケッチした後に玄関の横に植えました。父子家庭の玄関横にハハコグサというのもなんだか淋しげですが、今日気が付くと近くに結構チチコグサが咲いていて、なんだか安心したのでした。たかが草花の名前ではありますが、人の感情は繊細なものです。



c0322261_06442237.jpg
                 チチコグサ



c0322261_22112838.jpg
  チチコグサ  


 ハハコグサと違って茎の途中から枝を出さず、根元から四方に伸びでます。茎と葉の裏に綿毛が付いていて白っぽい。葉の表は緑。茎の下のほうの葉は地面に這うように広がっています。頭花は淡褐色でハハコグサと区別できます。スケッチではまだ蕾らしくコンペイトウみたいなトンガリになっています。



c0322261_06433084.jpg
   チチコグサモドキ


 チチコグサモドキ。アメリカ大陸原産
 葉の付き方が、チチコグサ、ハハコグサとは違い、それぞれの葉の根元から複数の小さな葉が出ます。茎の天辺から葉の下のほうに向かって、頭花の集まりが穂になって付いてゆきます。冠毛がなんとなくみすぼらしい。同じキク科の仲間ですが、モドキなんて名前からしてかわいそう。


母子草さみしく咲くや父子草 かなしきものはモドキなりけり。


 モドキばかりの世の中。せめて父モドキにならないよう、今日はバカボンの食欲を誘うカレーを、鍋2つ作りました。がんばりました
。003.gif 





 
▲ by hikari_1954h | 2014-04-29 22:24 | 野の草花ノート
123次へ >>>

ファン申請

※ メッセージを入力してください