2018年 03月 12日
福島原発爆発から7年 |
福島原発爆発から7年。
何ひとつ解決できないままに、復興予算は利権の種として食いつくされ、北朝鮮の核による危機をヒステリーのように煽っては、国内の現実のより絶望的な被爆の実態から、眼をそらさせる。
そういう政策にやすやすと流される国民性。
7年目の今から急激な人口減少が始まる。
「多くの人々があまりに静かに、そしてあまりに突然に、心筋梗塞や脳溢血などで倒れていくだろう。ほんとうのセシウム地獄はこれからだ」
野崎晃一さん「文殊菩薩」より
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小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」2018.1.20
小出祐章氏の考察は正しい。戦争責任に向き合わず「軍隊が悪かった、アメリカの民主主義は正しい」と、簡単に乗り換え、朝鮮戦争を金儲けの機会に成り上がった、その付けが原発村を許してきた。同罪だ。
他の国のどこよりも民族分断の悲劇に責任を負うべき国が、アメリカの戦争に加担する事で(米朝対話の可能性が見えてきた現在でも、まだ戦争状態は継続している)金儲けの材料にしてきた。
原発を稼動する事で日本が溜め込んだプルトニュームの量からすると、北朝鮮の保有する量など、米粒にも満たない。
慰安婦問題程度の恨みでは済まされまい。国際社会からどれだけ非難されてもおかしくない。
醜い国家であることを自覚する所からしか民族の再生はないだろう。
しかし万に一つ再生への道があったとしても、もはや手遅れ。日本中に作った原発と核のゴミは未来永劫つきまとう。
ここに至ってもまだ核武装のために原発は必要だと多くのものが口にする。発狂している。
放射線管理区域であるべき場所に暮らし、セシウムを呼吸し、飲食する事で日本という国は静かに死んでいく。
偏西風と共に北アメリカに流れて言った放射性物質で、もしアメリカを道連れに出来るのなら、人類の未来のためにせめてもの罪滅ぼしになるのだけれど。
いずれ第2、第3の原発爆発があろう、アメリカにしてみれば、無理心中させられるということになるであろう。
by hikari_1954h
| 2018-03-12 23:15
| 福島原発と放射能