2016年 03月 06日
「縄文土器の記号世界」武居竜生に学ぶ |
前回の記事「アニミズムからアニミズムヘ」の図、「縄文の火炎式土器」の説明を加えました。民間の郷土史家として活動されている、武居竜生氏のサイト「縄文土器の記号世界」に学びました。参照ください。
武居氏の自己紹介より
縄文時代の記号世界の管理人 民間考古学者 武居竜生(たけいりゅうせい)です。
もともと縄文土器なんて見るのもいやでした。考古学そのものに良いイメージがなかったからです。
仕事そっちのけで遺跡発掘にあけくれ、借金をして売れない本を自費出版する。だからいつも家は貧しくて、周りの人からも変わり者呼ばわりされている。
父はそんな民間考古学者でした。 幼い私が父に連れて行ってもらったのは、動物園でも遊園地でもなく、考古館でした。父が考古館の職員と話し込んでいるあいだ、いつも私は薄暗い考古館の中で、ぽつんとひとりで土器を眺めていました。
縄文土器を見ると、その頃のことを思い出してしまうので、大人になるまで土器を見るのも嫌でした。しかし、ある日ふと思いました。
《縄文土器の模様の意味がわかりそうな気がする》
もちろん、それは簡単なことではありませんでした。数年かかって縄文時代や記号について学ぶ必要がありました。もちろん土器をじっくり見ることも必要でした。
このサイトで紹介していることは、日本で初めて縄文時代を記号論で解明しようという試みです。
5,000年前の文字もない時代のことなんて所詮わかりっこない。それは百も承知です。
でも、このサイトを見ていただいた方に何かが伝わることを願っています。
by hikari_1954h
| 2016-03-06 10:39
| アニミズムから見る美術史