2014年 05月 03日
野の花スケッチ 「カラスノエンドウ」 |
ノゲシの記事をアップした時、一枚の大きな葉から小さな葉が分かれることはないのか、その時植物性乳酸菌は細胞の働きに関与しないのかと、書きました。
レンンゲソウやカラスノエンドウなどのマメ科の植物は、茎から枝分かれした所に一対の葉が並んで付いていますが、じつはこれ全体が一枚の葉で、枝に見えるのは葉の中央の葉脈に当たるのだそうです。もしこれが枝なら一番先に必ず芽が付くはずですが、レンゲソウでは葉に終わっています。多くの葉は、一枚の葉が分かれてできたもので、一枚一枚の葉は小葉と呼ばれます。 他の植物の葉と、マメ科の小葉と系統発生としてどういう関係になっているのか、知りたいところです。今の時代はそういうことも、遺伝子のゲノムを解析すれば、解るのかもしれないですね。
カラスノエンドウの茎の先の蔓は、一枚の葉に当たると記憶していますから、これはもう多能精細胞ですね。
by hikari_1954h
| 2014-05-03 15:39
| 野の草花ノート