2014年 04月 05日
野の花スケッチ「マツヨイグサ」 |
マツヨイグサ 荒地ならどこにでも咲いている。宵を待って花開き朝、赤くなってしぼんでいる。 毎年初夏に草刈しているお爺さんと
「宵待ち草、これが? 歌があったね」
「竹久夢二の作詞、作曲した・・宵待ち草のやるせなさ~♪ね」
こんな会話をした。
草というのは日常接していても、意外と名前とそのものが一致していないことが多い。
毎年刈っているのに毎年出てくると不思議がっていた。花が咲いて種ができた後に刈っても、それはまた出てくるわね。
北米産のメマツヨイグサの花は径2~3センチ、南米産のマツヨイグサが径4~5センチ、欧州で作られた園芸種のオオマツヨイグサが径5~8センチ。北より南の方が花は大きいと思っているので、何となく納得。
色鉛筆で黄色の花を描くとブログにアップした時、色が薄くて上手くいかない。そこで鉛筆で形を取って色を塗ってみたら何となく汚くなった。
筆で水をつけると水彩になる色鉛筆で描いてみた。 ある程度納得したけれど、花びらの薄い透明感が出ないので、背景を暗くしてもう一度色鉛筆だけで描いてみた。こんなもんかな。
花が咲いた翌朝5/7日、別れた茎のように見える真ん中あたりから赤くなって枯れる。こういうのは何処から何処までを花柄と呼ぶのか私には見当がつかない。
それから2・3日して花だったところが落ちて5/13日、種になる部分は太くなり先端が四つに開いてくる。ここを割ってみると白い種がぎっしり。
2週間水をいれたビンに挿しておいたら、見た目は緑でも割ってみると種はこげ茶色になっていた。
何しろ野の草花は私の想像とか認識の範疇を超えていてスケッチするごとに新しい発見があります。
by hikari_1954h
| 2014-04-05 17:04
| 野の草花ノート